2012年4月24日火曜日

美しい人とおいしいものを#5


わたしが密かに女性の先輩として憧れている方がいます。
今日はその方と久しぶりにランチ&お茶してきました。

わたしがなぜにその方に憧れるのかというと
とにかく潔い、女性だからです。

気持ちいいくらい大事なものと
そうでないものの線引きがはっきりとしているので
わかりやすいのです。

そんな彼女にとって大事なものは
「家族、子供たち」
かなり有能な方なのですが、家族や子供のためなら
自分のやりたいことや
キャリアなんかスッと捨てられる人です。

最近、ご家庭の事情で頑張っておられたお仕事をやめて
家庭にはいったのですが
わたしが「仕事に未練はないんですか?」
と聞いたら
「だって、これがわたしの今の仕事だから」

人間ってそこまで強くないから
自分を必要としてくれてたりするなら
こっちがそんなにその気じゃなくても
ちょっとずるく気をもたせるようなことをして
布石みたいなの張ったりしちゃったりって
あると思うのですが
彼女にその考えは全くありません。

気がないなら、相手に期待させることは無意味。
むしろ失礼だから。

と、ばっさり。

そして彼女はいいます。
「今のわたしにしかできないことを、今やるだけ」
「あとはなるようにしかならない」

いつ会ってもブレないんだよなあ。

「まわりになんか流される必要なんかないんだよ」
「自然体で生きていけば結果はついてくる」

なんか、自分自分って主張しないんだけれど
芯が強いんだよね…。

人生は思い通りになんかいかない。
でも思い通りにならない人生をうけいれてみたら
ずっと生きていくことは楽になる。
素直になって、
ムリしないで
カッコつけないで
でも頑張るところはふんばって、
人を頼って
感謝して
そうやって生きていけばいいんだよ。

と、いわれました。

彼女みたいになりたいなあ。。。

ちなみに
「この間、一人でファミレスでステーキ食べまして」
と話したら、
「え、あたし普通にひとりで焼肉とか行くよ。超楽じゃん。
好きに焼けるし。ひとり回転寿司も好き!」って
かっこいいお母さんダゼ。

見た目お世辞抜きで女優なのに
中身はバッサバサ。
なのに、娘に弱いっていう。

しかし、いつも会うと話しが長くなって途中お互いに意識がとびます。

バッサバサの彼女なのに、帰らないでつきあってくれる、
そんな関係に感謝しています。




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