2012年7月16日月曜日

浴衣の季節 #28

7月も中旬になりました。
これから各地で色々な花火大会が行われ、
浴衣が気になる季節になります。
着付けの仕事をしているときは、
なぜか着物を着たい!という意欲が少し失せてしまっていたのですが
離れている今、また段々と着物を着たくなってきました。
全くあまのじゃくです。

小さい頃から浴衣が大好きで色々買ってきましたが
思い出の3着はこちら。



これはわたしが中学生くらいの頃亡くなった祖母が誂えてくれたもの。
さすがにもう着られない柄なのですが、
思い出がたくさんあり、処分できずにいます。
そもそも当時、浴衣(着物)を誂えるっていうことを知らなかったので
反物を購入し、サイズをちゃっちゃと測られ
数週間後に出来上がってきたときは、それはそれは感動したものです。
この浴衣をみると女友達とキャアキャアいいながら
地元の花火大会にでかけた少女時代を思い出します。

2つ目はこちら。
有松の鳴海絞り。


麻の帯と一緒に購入しました。
絞りの浴衣は色々ありますが、
やはり本場の有松のものがどうしても欲しくて
夫におねだり。
こちらも自分のサイズで誂えていただきました。
可愛らしいピンクをチョイスしてしまい、
長く着られるのかはちょっと疑問ですが(^_^;)
中に半襟をいれて足袋を履けば着物風にも着られるし
とても気に入っている一枚です。
板橋の花火大会や神宮外苑の花火大会に着てでかけました。


3つ目はシンプルな藍地のこちら。


これは自分でチクチク、チクチク縫ったものです。
馬喰横山にある着物の卸のお店、辻和さんで反物を購入し
はじめて和裁でトライした浴衣。
もう衿のあたりがむずかしすぎて、さじを投げたくなりましたが
せっかく気に入った柄の浴衣なのだからと頑張って仕上げました。
でもまだ着て出掛けたことはなく、
一度、池袋東武で浴衣の着装モデルをしたときに持参して
誰も見ていない催事場で先生とデモンストレーションをする際に
使用したのみです。
よくよくみてみれば、まっすぐ縫えてなかったり完璧ではないけれど
自分で作った浴衣は大事さもひとしおです。


あとはプレタのものが何着かありますが、母に奪われたり
実家におきっぱなしだったり、です。


そして今年、また一着浴衣を購入しました。


たんす屋さんにて。

今までのわたしのなかではかなり洋服に近い感じのもの。
さらに帯も撫蕉庵のレース献上半幅帯を購入。
着物の学校に通っていたときはなかなか着る勇気がなかった類のもので
着物を離れている今だから純粋に着たいと思えた柄です。
ただ、このご時世、浴衣の生地もいろいろ、
綿絽やポリエステルやセオαという進化をとげている中
ザ、綿100%を選んでしまったものだからちょっとゴワゴワ感は否めず。
でも楽しく着たいと思います♥
古着屋さんに売っていたヴィンテージのブローチを
帯留にしてもいいかな、とか
レースの半襟を入れようとかコーディネートの妄想はとまりません。



これ↑可愛いブローチ。白の帯に三分紐とこれを帯どめにしたりしても
いいかも!欲しい・・・



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