2012年7月27日金曜日

へルタースケルター #34

暑いですね・・・
夏になるとなぜか毎日ぼんやりして終わってしまう
生粋の秋っ子です。

かなり出遅れてしまいましたが、公開初日の14日、
お友達と「へルタースケルター」を観にいってきていました。




うん、うん。蜷川流の「美」というものがギュッと詰まった作品で
本当に、女の欲望や剛があふれたものになっていた。
前作の「さくらん」と同様、原作を読んでいたわたしには
想像の範囲内。

キャストは文句なしの個性派ぞろいだし
主演のりりこは確かに沢尻エリカがぴったり。
美しかった、沢尻エリカ、そして水原希子。

でも、でも。
もうこれが年齢のせいなのか、暑さのせいなのか。
はっきり言ってもう「よくわかんない」。
正確に言うと映像美にとらわれ過ぎてメッセージ性が薄いんだよね。
かなり原作に忠実(少し違うところもあるけれど)なのは
へえ、蜷川実花にしては・・・と思ったけれど。
コレ、わたしが高校生くらいにみたらかなり刺激的だし
官能的にうつるんでしょうけれど
影響も受けちゃうんでしょうけれど。

「自分が選んだ道でしょうが!突き進むならそのまま進め、
ひきもどるなら潔くひけ!」

と、りりこを叱咤してしまいそうな自分に
おば・・・いや自分貫禄ついたなあと思ってしまったものです。

同じR15指定でも
「ゆれる」「ディアドクター」の西川美和監督の
「夢売るふたり」
これが気になる・・・西川監督はじめてのR15!



松たか子と阿部サダヲって絶対はずれるわけないじゃん!

っていうかサダヲさんよく会うんだけど、いっつもビニール袋持って
朗らかそうに歩いてて。
なにがそんなに楽しいのかな?って
すれちがいざまよく思います。
いい人そうだなー。

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