2012年7月23日月曜日

紅型 #33


そうそう、ちょうど最終日前日だった「紅型」の展示もみてきました。
ずっと行きたかったのだけれど、機会を逃していて
チョコレートのついでに。

紅型といえば、沖縄、琉球の衣装で有名ですが
展示されているものをみてみると「これも紅型なんだ・・・」という
みたことのないものもたくさんあり、勉強になりました。
あのハッキリとした沖縄美人にしか似合わない
大柄で明るい色彩・・・そんなイメージでしたが
よく見る「テンペスト」みたいな黄色の紅型は
王朝や貴族の方が主にお召しになるなるそうで
(あと舞踊のときなど)
意外と「落ち着いてる」柄の紅型もチラホラ。
中国王朝の影響をうけている形のものも数点ありました。


実は2年前の夏。
沖縄に旅行に行った際、紅型色付け体験をしたことがあるのです・・・



説明をうけ


こちらではすでに糊置きがされている絵柄が用意されており
色差しからはじめます。
わたしはシーサー、夫はでいごっぽい花をチョイス
なんかここでも選ぶものが男女逆転気味じゃない?



ここまで作業したら、くまどりという工程は係りの人がやってくれ
あとは家に持ち帰り自分達で糊を落とします。



ついでにミンサー織も経験。むずかしかった・・・

わたしたち、ほんといけないところなのですが、この体験しているときは
「この紅型もミンサーも額にいれて飾っておこう!」とかアツイのですが、
旅行から帰ってきて、お風呂場で糊を落として、すごい!できた!
と満足すると、それで終わってしまうんですなあ・・・(遠い目)
もちろん両方とも飾っていないどころか、今行方不明というズボラさ。
クリエイティブな皆さんの爪の垢でも(そんなものはないのでしょうが)
煎じていただきたい・・・

と、まあ、ちょっとやったことがあるっていうんで、
えらそうに「ここ難しいんだよねー」とか
知ったかぶりして展示を見てきました。
華やかですばらしい展示でした。

沖縄の着物といえば紅型のほかに琉球絣、ミンサー織
そして芭蕉布などが有名ですが本当に風土にあった独特のもの。
産地でその土地の着物地を手に入れる。
そんな日がきたらいいなと思ってみたりしています。



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