昨日はめずらしく原宿の美容院に予約をいれてみていました。
美容院に求めることは人それぞれだと思う、
と以前の記事にも書いたのですが
わたしはあんまり雑誌にのるような
「お洒落すぎる美容院」というのが苦手で、
思い切って出かけてみても、なんだか落ち着かず、モゾモゾモゾモゾ。
そして無駄に疲れてしまうので、
できるかぎり「腕がよくて、アットホーム（で、可愛い子がいる）」
という美容院をチョイスしてきました。
いつもお世話になっているSHIMA吉祥寺店は
SHIMAの技術とお洒落さをもっていながら、アットホームで
美容師さんみんなが親切で丁寧。
とっても居心地がよくて、通うのが楽しみなくらい。
3時間とか4時間とかずーっとくだらない話しして大笑い。
ブロンドでいる以上ずっとお世話になるつもりでいましたが、
同じSHIMAで原宿店にいらっしゃる堀内さんの作るスタイルが
いつも気になって、気になって。
えーい、と今回ちょっと浮気・・・
自分で体験してみて、それでどこに通うかはその後自分できめればいいや、
という経緯で、原宿店にに行くことになったのです。
原宿店はSHIMAの顔となる方たちがたくさん働いているし、
お客さんも華やかな人たちばかり。
ものすごく緊張しました。
「お洒落美容室、いざ、いかん！」
ってな意気込みで扉を開きました。（大げさ）
さて、そんな意気込みとは別に、こちらの美容室も吉祥寺店とは
雰囲気は違うけれど嫌な思いは別段せず、
とっても素敵なヘアカラーにしていただきました。
で、これも以前も書いたのですがブロンドヘアーのなくてはならない相棒。
エンシェールズのムラシャン。（紫シャンプー）
これ、今お客さんの間でバカ売れで
時に生産が追いつかないときがあるんだそう。
実はわたしのブログでも検索ワードの一位がこの
「エンシェールズ、ムラシャン」
そしてコレを見つけたのがナニを隠そう堀内さんだったそう・・・。
ある日、ブラブラと原宿を歩いていた堀内さんが
「あ、面白そう」と入ったウィッグ専門店「アレスshop」でこれを見つけて、
自分で試してみたら、ものすごいイイ！ってなり、
美容室で取り扱っていた紫シャンプーを無視して
お客さんにオススメしていたんだそう。
そうやって、他店舗にも広まり、とうとう正式にSHIMAで取り扱うことに
最近決まった、という話しを聞いて。
「エンシェールズ側、きっとびっくりしてるよねえ。だって今までは
一部のコアな人用に細々と販売していたシャンプーだったのに、
一人の美容師さんに発見されたことで、今ではバカ売れで。
そして一美容室に卸すまでになったんだもんねえ」
だなんてしみじみ。
そんな時、なぜか思い出してしまったのが
「黒糖ドーナッツ棒」。
なぜにこれを思い出したかというと、我が家の就寝前のBGM、
BS12で放映されている「QVC」という通販番組。
そこで販売されていたこの黒糖ドーナッツ棒。
あまりにおいしそうで頼んでみたいねー
なんてずっと主人と話していたのです。
が。
そう、この黒糖ドーナッツ棒を生産しているフジバンビが
スポンサーをしていたのがなでしこ7人を抱えるINAC神戸。
昨年のなでしこブームが始まって以来
とにかくものすごい宣伝効果で売り上げが10倍以上に。
スポーツに疎いわたしはとにかくフジバンビがそんなことになるだなんて
びっくりしました。
早く買っておけばよかったYO－
社長！QVCでは売るんですよね？
しばらくたって、ちゃんとQVCでも販売してくれた社長。
優しそうな人です。
ただ、そのときは「ご用意数少ないですが・・・」てなカンジでした。
今はもう普通に買えると思いますが・・・
しかしなんていうか、社長をみてこうなったのも
「日の目を見ない女子サッカーを応援し続けてきたご褒美」
なのかなあだなんて思ったりしました。
ということは・・・
エンシェールズのムラシャンも
「日の目を見ない金髪さんを応援し続けてきたご褒美」
ということになるのかしら、だなんて・・・
いやいや、しかし本当になにがきっかけで人生が変わるかなんて
わからないものだなあ、と思いました。
でもとにかく、なにかをずっとコツコツ続けていく、
それがとても大事なことなんだなあとも思いました。
それを知って、堀内さんに「うちの紫シャンプーも使って！」と
サンプルを渡す会社もあるそうですが、使ってみて
「エンシェールズには勝てないです！ってはっきり言ってるよ～」
って男前発言の堀内さん。
頼もしい～
しかし、「なぜ美容院に行って黒糖ドーナッツ棒を思い出すのか
君の脳は不思議だね」と夫に言われましたが、
確かに我ながら想像力逞しいなあと思います。
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