2012年9月13日木曜日

クラシックホテルに宿泊② #47

この「館内ツアー」。
意外にも(失礼)たくさんの人が参加していてびっくりしました。

創業者初代はこの人ですよーーとか

みんなで館内にある史料館にぞろぞろ行ったり。

ジョンレノン一家
皇室の方々。

あとはヘレンケラーとか、チャップリン、アイゼンハワーに
三島由紀夫などなど、有名人、著名人の写真や
なにやらがたくさんおさめてある。
人が多すぎてあまり見られなかったけれど・・・

またみんなでゾロゾロと移動して花御殿へ。
自分達の宿泊しない棟なので、こうやって案内してもらえて
ワクワク。



花御殿の廊下にはここにも花御殿の部屋のキーが。
花御殿はお部屋ひとつひとつにお花の名前がついていて
お部屋の入り口にもそのお花の模様がついています。
いま現在実際に使われているキーが3代目、
レセプションにあったのが2代目、
そしてここに飾ってあるのが初代なんだそう。へええ~


お部屋の入り口はこんなカンジ。おもしろいね。

そして最後にはメインダイニングへ。
広々していて気持ちがいいです。

ここは三代目山口正造という人が
日光東照宮をイメージして作らせたというダイニング。
山口正造の父親が日光金谷ホテルの創業者ということで
影響をうけたそう。
天井近くにぐるりと干支の動物の彫り物が飾られています。
これは浅草の浅草寺を手がけた加藤とらのすけ作だそう。



天井キラキラ。

切りっぱなしの柱にまで遊びゴゴロ。

しかし一番驚いたのは


角々にあるこの顔の彫り物。
これ、山口正造さんのお顔なんだそう。
従業員を見張っているらしいです。すごいねーー

このおひげの人です。
ちなみにこのお方、
おひげを大事にしていてMAX左右の長さが50センチ。
「ひげくらぶ」というクラブを作って
おひげ自慢をつのっていた、という
かなりどうでもいい情報を知ることができたのも
このツアーに参加したおかげ・・・

みなさん楽しそうですね。
わたしもかなり楽しかったです。
40分しゃべり通しのお姉さん、すごすぎます。
ありがとうございました。

そのあとまた自由に散策。


チャペルがあったり(素敵だった・・・)

外にでたら

温室でお花は咲いてるし、矢印に従ってぐんぐんあるいていくと


恋人岬かっ!っていう鐘があったり(ふたりで鳴らしたりして・・・)



こんなのまであるんかーー!

この中だけでかなり歩いて坂上って降りて、
いい運動。時間潰すにはいくらでもみる場所がありました。

その後夕食の時間までわたしたちは屋内の温水プールで
遊ぶことに。

いっぱい泳いでお腹ペコペコ。

待ちに待った夕飯。場所はさきほどのメインダイニングにて。


前菜サーモンのオレンジサラダ

 冨士屋伝統のコンソメスープ。
サーブしてくれるのですが、自分でついでもいいそうです。
「量はこれくらいでよろしいですか?」と聞かれ
「もう少しお願いします!」となみなみ注いでもらっている夫。


天井の明かりがうつるほどの透明感。
深いお味でした。

お魚料理。


お肉料理。ソースはたまごをつかっているそう。
とにかく美味!

デザート。イチジクのコンポート。
嬉しいメッセージも。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
お料理ももちろんですが、つけあわせのパンがとてつもなく美味しくて
わたしは4つも食べてしまいました。夫は6つw

本当に満腹、満足なお食事でした。




翌日の朝食。
アメリカンブレックファーストをチョイス。
チーズオムレツとベーコンをお願いしました。
こんな朝ごはん夢のよう。
朝の弱いわたしがもりもり食べられるのだから不思議。

そんな夢のような時間を過ごして、冨士屋ホテルをあとにしました。

今までものすごく都会的なホテルに宿泊したことも
逆にゆったりとした風情の旅館に宿泊したこともあるのですが、
なんとなく落ち着かないで終わってしまうことが多い中、
クラシックホテルに伺うと、たとえ近場であっても
伝統のあるものがそこいらじゅうにあって
十分、非日常感も味わえるのに、なぜかリラックスできるところが
お気に入りの理由かもしれません。
また、昨年の万平ホテルでもひしひしと感じたのですが
ホテルの従業員の方たちの
「わたしはここで働いている」
という誇り?みたいなものが伝わってくるのです。
なんていうかみんな超プロって感じ 。

しかし夫に「あなたはとにかく和モダン、洋レトロが好きな人なんだね」

全般的な趣味嗜好を見抜かれて驚いた旅行でした。
まさか、そうだったなんて。

「今度は日光の金谷ホテルか奈良ホテルだね★」と
国内を旅行するならクラシックホテルを制覇するという
夫婦の新しい目標ができました。

とにかく楽しくて美味しくて素敵なホテルでした。
お世話になりました。


ありがとうございました★

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