原宿で刺激を ＃74

突然ですが、この年になって原宿が好きです。

幼いときは憧れだった原宿。

でも一旦、離れて

でもまた、40歳目前になって大好きな場所になった原宿。

理由はといえば、やっぱりこの場所から発信されるカルチャーは

大人になって硬くなったアタマとココロを刺激してくれることだと思う。

お金を出せば素敵なものやいいものはたくさんあるこの世の中。

でもここでは、お金だけじゃ太刀打ちできない

なにかが常にある。

原宿ファッションってすごいなーと思うのは

ものによって結構実は、意外に一品一品、高いんだよ、ってところ。

それが高く見えないっていうことが

なんていうかコストパフォーマンスとか度外視で

「好きだから好きなの」と言い切ってしまうその姿勢。

「えーその値段だせたらビックメゾンのアクセくらい買えるよ」

って思うけど、そういうの関係ないみたい。

店員さんとお話をしていたら

「わたしのファッションのポリシーは、

どれだけ主役級のアイテムたちを

ぶつけて使って着こなすことです」

って聞いて、ほうほう、と。

大体ファッションのセオリーって

「一品主役を持ってきたら、それを引き立たせるためにあとはシンプルに」

とか言いそうだけど、それが若さなのかしらん。

それに、意外と個性のあるものをぶつけてみると、逆にまとまる感じとか

とはいえ、それができるのはそれに負けないだけの

「パンチ」を持っているから人だからこそなんだとか。

原宿に行くと、ほんとうに面白くって、色々考える。

そしてわたしは、わたしにしてはフンパツして

ずーっと買おうか悩んでいたtoo muchのアクセサリーを購入してしまいました。

1年くらい前から欲しかったのだけれど、やっぱり可愛かった。

ありそうでないこのボリューム。

冬にはシンプルなニットやワンピにも

夏にはTシャツに合わせてもほんとにイイ★
ちなみにこのネックレス、わたしの前には男の子が買っていったそう。
そういうところが原宿だよNE！ヘイ！

なんとなくココロが盛り上がらないときは

ムリクリにでも原宿に行って自分の中のなにかを取り戻しに行こうと

思うのでした。

miyuki